2019年7月12日金曜日

5月22日(水)~24日(金)修学旅行


 今年から小学部6年生と中学部2年生が合同で宿泊学習を実施しました。修学旅行の目的地はメキシコシティした。
 1日目は,国立人類学博物館でした。博物館では,マヤ文明やアステカ文明,メキシコの民族衣装の展示物を見学しました。ガイドさんからたくさんのお話を聞き,メキシコの文明についてより深く学ぶことができました。巨大な遺跡のレプリカを見ることもでき,生徒たちは博物館を満喫していました。 

 2日目の午前中は,ソカロのメトロポリタン大聖堂,テンプロマヨール,国立宮殿を見学しました。メトロポリタン大聖堂は1987年に世界遺産に登録されたローマ・カトリック教会で,アメリカ大陸において最大級の大聖堂です。地盤沈下から聖堂内が傾いていることを体験したり,黒いキリスト像について学んだりしました。国立宮殿では,ディエゴ・リベラによって描かれたメキシコの歴史や事件についての大壁画を鑑賞し,ガイドさんから一つ一つの絵について解説を聞きました。絵画からメキシコの歴史を学ぶことができました。

 昼食は,ソチミルコで乗船しながらお昼を食べました。マリアッチの音楽を聴きながら,ゆったりとした雰囲気を味わうことができました。下船後は,お土産を買う時間が1時間あり,それぞれが思い思いの品物を選びました。

 メキシコシティの市内に戻りながら,メキシコ自治大学の大壁画を鑑賞しました。その後,日墨会館に行きました。日墨会館では,日墨協会の会長様から日本とメキシコの歴史,また,日墨協会の活動について直にお話をしていただきました。私たちが知らなかった日本とメキシコのつながりを知ることができる素晴らしい機会となりました。夕食は,日墨会館のVIP席でおいしい日本食をいただきました。児童生徒たちはとてもおいしそうに夕食を食べていました。
 3日目は,テオティワカン見学でした。テオティワカンでは,巨大なピラミッドを見学し,ピラミッドについてガイドさんから詳しい説明を必死にメモをとっていました。巨大なピラミッドを間近にみることができ,児童生徒たちにとってとても貴重な経験になったようです。昼食は,テオティワカン近くのメキシコのレストランでおいしいメキシコ料理を食べました。
 この三日間,生徒たちは,自分の役割をしっかり果たし,お互い助け合いながら活動することができました。そして,生徒たちの成長した姿を見ることができました。保護者の皆様のご支援とご協力に大変感謝いたします。

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